複雑なギミックや不意の事故で慌てているときに、敵の視線判定の技が飛んできて死んでしまった。
FF14をやっている方ならこんな経験が一度はあるはず。そういったミスを減らす方法がACTにはあります。
なにが出来るようになるの?
敵がやっかいな技を使ってきたときに、ACT本体の機能を使って棒読みやSE等でおしらせできるようになります。
前提条件
ACTのセットアップが完了している事。
ACTのセットアップについてはこちらを参照。
読み上げ設定
1.ACT起動後ACT上部①の「Custom Triggers」のタブをクリック。
2.②の欄に、FF14本体のバトルログに表示される反応させたいワードを打ち込みます。
ログから直接コピペでも可。上記画像ではログに「カッパの調べ」の構えが表示されるとカスタムトリガーが起動して反応します。
3.③に 4つのラジオボタンがあります、機能は以下の通りです。
None | 何も音を鳴らさない |
Beep | システム標準のSEがなります。ボーン!とかドゥンとかそんな感じ。 |
WAV | ローカルに保存されているWAVファイルを再生します。当然WAVファイルが必要。 |
TTS | ACT標準の読み上げ機能。ボイスロイドと連携したい場合は別途プラグインが必要。 |
今回はTTSにチェックを入れておきましょう。
4.④の欄には実際に読み上げさせたい文言をうちこみます。
「 恐怖の視線が来たよ」とか「注意!後ろ向いて!」とか自分が気がつく文言ならなんでもOK。
またWAVを使用する時はファイルのローカルパスの欄になります。
文言を打ち込んだら横の▶︎マークで読み上げのテストができます。
棒読み音声の読み上げではヘンテコな読み上げを修正する手段がないので、全て平仮名で打ったほうが確実かも。
(TTS YUKKURIとボイスロイドを連動しておくと、細かい調整ができます)
上記画像では『「カッパの調べ」の構え』のキャストバーが表示された瞬間、「カッパの調べ 後ろを向く」と読み上げる設定になっています。
わかりやすいです。
5.設定が終わったら⑤の「Add/edit」のボタンをポチッと押す。これで基本の設定は完了です。
設定を変更した場合は必ず「Add /edit」を押すのを忘れずに!
このボタンを押さずにACTを終了してしまうと変更が反映されず設定が消えてしまいます。
以上の設定が全て終わればとりあえず動く状態になるはずです。
まずはフィールドの敵が使ってくる技、もしくは自分のアクションで読み上げを設定して動作テストをしてみるのをオススメします。
私は最初はファストブレードあたりをその辺の雑魚に当てて確認していました。
ファストブレードを打つたびに反応するのでとてもうるさいです。
ちなみにログに表示される文言なら、敵の技に限らずありとあらゆるものをトリガーにできます。
味方の忍者の不意打ちや占星術師のタロットが自分にかかったログなどもトリガーにすることができるので
いわゆるシナジー合わせなどでも活用できます。
何をトリガーにして読み上げてもらうかは工夫しどころですね。
補足説明
⑥Remove
設定の削除。あまりに数が増えると重くなるので不要になった設定はサクッとリムってしまいましょう。
特定エリアにいる時だけ有効にしたいけどできるの?
できます。
……というよりも、トリガーの数が増えてくるとマシンスペック次第ですが動作が重くなるので、
エリアごとに読み上げるトリガーを区分けするのを推奨。
以下の設定を活用すればそのエリアにいるときだけ、反応するようになります。
特に「突進」など他のコンテンツでも出てきそうな、汎用的な技名だと必須設定です。
エリア別設定
1.まずは「A」のCategory横の欄に、カスタムトリガーを発動させたいエリア名を入力・・なのですが、これは日本語名ではダメで英語名である必要があります。
また、正しい表記を使用しないとカスタムトリガーが反応しないので
「B」の「←Zone」ボタンを使うことを推奨。このボタンはプレイヤーが現在いるエリアの正しい英語名をCategory欄に自動で入力してくれます。
難点はそのエリアにいないと使えないので、コンテンツに入ってからじゃないと使えないこと。
コンテンツ突入前にGeneralタブにかたっぱしからトリガーを突っ込んでおいて、
ソロで入れるなら前もって突入し設定。
もしくはとりあえずGeneralカテゴリーにつっこんでおいて開始時に急いで設定、もしくは終了後の退室前にゆっくり設定。そんなふうに使うとよいかと思います。
2.Zone名が正しく入力できたら、その隣「C」のRestrict to Zoneにチェックをいれます。
これにチェックを入れることによってカテゴリー名といるエリアが一致したときだけトリガーが有効になります。
こういった機能を使いたい場面は大抵IDやレイドバトルだと思うので、デフォでチェックを入れた方がいいです。
数が増えても重くなるのが防げます。
このチェックの設定をやっておくと在籍エリアで有効なトリガーは左のリストで緑色になり、無効なトリガーは赤色で表示されます。
他機能
Timer or Tab name
Trigger timer
Add Resuluts Tab
ACT本体右上の方にあるShow Timerボタンで起動する、スペルタイマーと連動させて使用する機能。
「Timer or Tab name」 で管理用の名前をつけてTrigger Timerで時間を設定。
細かい条件等はスペルタイマーをウインドウを右クリックするとでてくるウインドウで設定する。
……らしいのですが私は使ったことがないです。
きちんと設定すれば、タイムライン型のコンテンツ攻略ではかなり便利っぽいですが、当然コンテンツに合わせて都度作り上げる必要があるのでヒジョーに面倒臭い。
なので先駆者以外はそこまでこだわる必要がない・・といった感じかな?
これも有益そうならそのうち記事にしてみようかと思います。