2月ぐらいから年度末進行による多忙でブログの更新もゲームもロクにできていなかったのですが、ようやく少し落ち着いてきました。
うちにはコロナなんてなかった。
世間ではウマ娘やモンスターハンターライズでザワザワしてますが、私もモンハンを当然のように購入してHR2まで上げました。(つまりほぼやっていない)
今作はモンハンのめんどくさい要素が簡略化されて遊びやすくなっていますね。今の時代に合っていて良いと思います。
そのうちモンハンでなにか記事を書けたらいいな。
モンハンライズ以前はどうしていたかというと、毎日1時間ぐらいはなんとか自由になる時間が取れたので、塩漬けになっているPS5で積んでいたブルーリフレクションをプレイしていました。
ブルーリフレクションは2017年にPS4で発売された作品で、私も発売日に買ったのですが、諸々の事情で途中で積んだものを最初から再開。
先日ようやく4年越しにクリアして感無量です。
さすがにもう情報も出きった作品なのでネタバレ込みで感想のみ。
トロフィー等コンプリートに必要なデータベースは以下のサイトを参考にしました。
http://gamesp.net/bluereflection/
良かったところ
キャラデザ
イケメン二刀流剣士イラストレーターの岸田メル先生渾身のデザインの女の子がなんとなんと15人
あんな面白お兄さんからこんなかわいい女の子たちが生み出されてるんだから世の中面白いよね。
ちなみにわたくしの推しはビジュアルはユズちゃん
キャラ性では更紗です。
特に更紗はめちゃくちゃ健気なのでキュンとしますね。
でもみんな可愛いぞ!
スッキリと見やすくてカッコいいUI
4年の間に私自身が素人からデザインの世界でご飯を食べるようになりましたが、
今見てもスッキリ見やすくて透明感のある作品の世界観を邪魔しないし、フォントのチョイス、揃えやアキがおかしい、文字の太さ大きさの順位付けが曖昧など
できていないと思わず「ん?」と引っかかるポイントが無い良デザイン。
ゲーム系のUIって意外と引っかかる作品が多かったりするんですよね。
戦闘BGM
独断と偏見ですが、戦闘BGMの「OVERDOZE」は私的全RPG史上最高の戦闘BGMといってもいいぐらい。
作品の雰囲気によく合っているし初めて聞いた時に思わず惚れました。
ちなみに公式サイトでMP3をダウンロードできたりします。
https://social.gust.co.jp/gakkou/special_04.html
公式サントラは絶版でプレ値になっているのでこれは嬉しい。
全体的な絵作り
ブルーリフレクションの全体的な画面構成はとても美しいです。
前述のUIやアンビエントなBGMとも合わさって独特の空気を感じられます。
よくよく見ると人物以外のモデルのクオリティはそれなりなのですが、全体のライティングや色調が整っているのであまり気にならず、JKファンタジーな世界に浸れます。
悪かったところ
レベルデザイン
戦闘の難易度はEasy,Nomal,Hardの三種類あり、序盤の感覚ではEasyはボタン連打でクリアできそうなぐらいに弱く、
Nomalは強い技を出せばクリアできそうで、Hardはきちんと弱点をつかないと敵を倒すまで時間がかかって面倒くさいぐらいのバランスです。
ただしこれは本当に序盤限定。全12章構成なのですが4~5章ぐらいの中盤に差し掛かってくると敵がただ立っているだけのサンドバッグ化。
ここからの敵は自身の睡魔になります。
これが4年前に積んだ理由の一つでもあります・・・。
なぜそうなるかというと、レベルアップのシステムとそのポイントの管理方法にあります。
レベルキャップは最大50なのですが、レベルアップに必要なポイントに1ポイントも遊びがなく
ストーリーを進めるのと、キャラクターの好感度を上げること以外では手に入らないという方法で管理しているので
大体中盤あたりでキャラクターがほぼ出揃ってしまい、キャラクターが出てくるたびに好感度をキッチリ上げるようなプレイをしていると
開発陣の想定している以上の強さになってしまっているのかなと感じました。
ちなみに9章に差し掛かる辺りで取得できるレベルアップのポイントはほぼ枯渇しあとは敵が強くなるだけになります。
段々と敵の強さが味方の強さに追いつき序盤に感じたような歯ごたえが戻ってきます。(私は常時Hardで遊んでいました)
しかしこちらも試行錯誤する段階はとうに過ぎていて、ラスボスとラストクエストのボスは楽しめましたが、その2戦以外は消化試合で楽しめるポイントが無くしんどかったというのが正直な感想。
RPGという体裁であるからには中の人の「プレイングの上手さは中の上で居たい欲」とでもいいますか、上手くやってやったぜと感じるポイントが欲しかった。
OVERDOSEを返して!!!
8章のストーリーがいよいよ佳境に入る辺りで、通常戦闘BGMが変わっちゃうんですよね。
変更後のBGMがダメなわけではないんです。OVERDOSEが良すぎるんです。
ちなみに変更後のBGMのタイトルは『こすいちのかくすらなきくどっとえぐぜ』
意味不明な文字列に見えますが、英字モードで『こすいちのかくすらなきく』のひらがなキーを打つと答えがでます。
breakthrough.exe
ブレイクスルー。
作品的に大きな意図を感じますが、それでもOVERDOZEで遊びたかった。
総評
RPGとしては退屈な時間が多かったですが、全体の雰囲気が刺さったので遊んでよかったゲームでした。
ガストが光栄に吸収される直前の作品なので、続編の開発は非常にあやしいですが
こういう方向性で続編が発売されるのなら次作もぜひ遊んでみたいです。
RPG部分もレベルデザインが残念なだけで、適正レベルであればゲームとして楽しく遊べたと思いますので・・。
その他
秀逸レビュー記事
ほぼ同意な内容です。こんなの書かれたらもう言うことないよ!!!
4月からアニメやるらしいですよ
BLUE REFLECTION RAY
https://www.bluereflection-ray.com/
設定もキャラクターもアニメ向けに再構築した別作品のようです。
キャラクターデザインはあまりわたくしのフックに引っかからなかったのではてさて・・・。
メル先生のキレイだけどちょっぴりフェチを感じるこってり感がほしい。
影の塗り方をパキッとせずにソフトぼかしのみ処理しているので、一瞬下手っぽく見えてしまうのですが
アクション映えというか、アニメでぐりぐり動くといい感じに見えそうな気もしますね。
しかしこのタイミングでのアニメ化。他にもなにやら動きがありそうな気もしますね。ちょっと期待。