ゲーム

夢現Re:MasterのFD、夢現Re:Afterの感想

ただの感想殴り書きです。ネタバレはほとんどない・・・はず

夢現Re:Masterとは

夢現Re:Master公式サイト : http://yuremaster.kogado.com/

男性という性別がない世界、女性同士で愛を育み、女性同士で子を儲けるそんな世界で
とある会社の社員たちが一本のゲームを完成させるまでの悲喜交交(ひきこもごも)を描いたアドベンチャーゲームになります。
もちろんR指定のない健全なゲームです!

キャラクターデザイン・イベントシーンのCGは人気イラストレーターの藤ちょこさんを起用。
可愛いキャラクターと極彩色の美しい背景のアートワークが魅力のイラストレーターさんで、個人的にファンでしたので今回の購入の決め手になった一つです。

制作は工画堂スタジオ。
コンシューマーではあまり馴染みがない方も多いであろうメーカーさんですが、その歴史は古く100年以上前にデザイン会社として起業。
1980年代にPC用ソフトウェアに参入。PCゲーム黎明期から活躍されている老舗のメーカーさんです。

私はSequence Palladiumというゲームで工画堂を知りました。
ジャンルでいえば信長の野望、ファイヤーエムブレムといったいわゆる戦略SLGのジャンルで、
コールドストームという魔法をばら撒いているだけでほぼ全てのマップをクリアできてしまう、なかなかエキセントリックなバランスでありていに行ってしまえばダメダメなゲームでしたが、そのダメダメな部分を上回る壮大な世界観と繊細なビジュアルアートワーク、素晴らしいBGMで今でも指折りに好きなゲームです。
そのおよそ10年後、白衣性恋愛症候群というゲームを本当にたまたま遊ぶ機会あり、それがどうやらシーパラの工画堂制作のゲームと聞いてジャンルの振り幅すげえな・・!と妙に感動した覚えがあります。

白衣性恋愛症候群はジャンルで言えば夢現Re:Masterと同じくノベルゲー仕様の百合アドベンチャーゲームです。
私は元々ノベルタイプのゲームはあまり好きではなく、最後まで遊べたノベルゲームは古くは「かまいたちの夜」、XBOXのシュタインズゲートといった名作、田中ロミオ氏の小説「人類は衰退しました」が好きだったので購入した「Rewrite」ぐらいなのですが
妙に生々しい看護の描写(脚本の方が現役の看護師さんらしいです)、それまであまり馴染みのなかった百合の表現に驚き目新しさも手伝って抵抗なくスッと最後まで遊べてしまった稀有なノベルゲームでした。

そんなわけで自分の中で工画堂さんといえば、妙に琴線に触れるゲームを、ポロッポロっと出してくる不思議なメーカーさんだったのですが、昨年の今頃、工画堂さんから私の好きなイラストレーターの藤ちょこさんがキャラクターデザインを手掛けたゲームが出るらしいぞ?ということで予約購入。
数年ぶりに遊ぶ久々のノベルゲームでしたが、数日かけて全ルートをコンプリートしました。

夢現Re:Masterの魅力は経験不足のディレクター、こだわりが強いあまりシナリオを完成させることのできないシナリオライター、ゲームの顔にもかかわらず不在のイラストレーター。そんな様々な問題を抱えたゲーム制作の現場に飛び込んでくる一人の素人。
そこで発露されるリアルで生々しい創作への魂の叫び、百合という幻想的で美しいファンタジーの世界でありつつも、その世界で妙に生々しさ人間くささ欲望も感じさせる描写という二つの大きな柱にあると思いました。

なかでも「無限堂さき」というキャラクターのストーリーが、欠点も魅力もわかりやすく共感でき
クリアした後はなにか創作したくなるそんな勇気とエネルギーをもらえるお話でした。
創作に携わる人で百合というジャンルに抵抗がないのなら
くすぶる創作への想いに火を付けるそんなストーリーなので是非遊んでみて欲しいです。

夢現Re:After

そんな夢現Re:Masterのファンディスクが4月22日に発売されました。

公式サイト:http://yuremaster.kogado.com/yureafter/

こういったファンディスクに手を出すのは生まれて初めてだったのですが、まぁ〜〜〜なんというかメチャクチャ甘々のヌルヌルですね。(褒めてます)
なるほどこれがファンディスクというものかと納得。新規追加のほのかさんは納得のストーリーでしたが、その後のばな子ルートで頭おかs…もとい斬新な結末に度肝を抜かれましたがそれも含めて楽しみ、
Re:Masterではさきルートが好きだったので当然のように一番最後に持ってきてじっくり読みました。
好きなものは最後に取っておくタイプですので・・!

個人的に物語というのは人の生き様を描くことに軸があると思っているのですが、さきアフターは間違いなく物語でした。
夢現Re:Masterで魅力に感じた創作への魂の叫びをしっかりと踏襲しつつ、
夢現Re:Masterでは剣呑だった主人公と主人公の妹、さき達。そんな三者が最終的に良い関係に落ち着いて
その人生はまだまだこれからも続いていくことを感じさせるエンディングだったのが良かったですね。
尊みです、尊み。

夢現Re:MasterとRe:Afterを通じて創作への原動力と、百合でありつつもただ綺麗なだけじゃない独特の世界観で良いエネルギーを補充できたので、私もまた創作に取りかかりたいと思います。
センキュー工画堂!

ところでドライボーンってドラ○もんと見せかけて、やっぱり高度なバストゥーク鉱山区ネタなのだろうか・・・。


PS4版 夢現Re:Masterパッケージ版


VITA版 夢現Re:Masterパッケージ版

※夢現Re:AfterはPS4版VITA版ともにPSNのダウンロード専売です。


Nintendo Swich版 バンドルパック(MasterとAfter両方が遊べるパッケージです)


PC版 バンドルパック

当エントリーで使用している画像の著作権は株式会社工画堂スタジオに帰属します。

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RX

MMO・ソシャゲ・その他もろもろゲームが大好き本職デザイナー 。 今までで一番やりこんだゲームはFinalFantasyXI。 わかりやすく伝える訓練や、デザインの練習もかねてゲーム中心のブログを運営しています。 たまーにデザインやイラストの話もするかもね 今はアークナイツ推し! Twitterもやっていますので、よろしければ気軽に絡んでくださいね。ウレションして大喜びします。

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