今度のテイルズはすごかった
海外のmetaスコアでも高スコアで期待値は相当高く、体験版もいい出来だったので密かに期待していましたが想像の2倍は良かったですね。
先月遊んだゲームはゴーストオブツシマで、動かしていてとても楽しいチャンバラアクションでしたが
そのツシマの後に遊んでもテイルズが見劣りするかと言われるとそんなことはなかった。
JRPGかつ最近のゲームの潮流も汲んだ仕様で難易度はかなり高め。(ちなみに私はハードで遊んでいます)
アクション性が高くなったおかげで旧来のファンの中にはコレジャナイと感じる方もいるかもしれませんが、私はとても好き。
とても丁寧に作られているので初見で面白いRPGがやりたいなら間違いなくオススメできる一本だと思います。
シリーズから離れてしまったファンやまったく遊んだことないよって人も是非ですね・・!
今の進行度は3枚目のマップに入ったところです(体験版のフィールド)
ゲームの進行に合わせてアクションが充実し、私自身もシステムへの理解が深まってきたおかげでバトルがとにかく楽しい。
雑魚戦はコンボを考えるために自分から戦いに行きたくなるし、戦闘終了後のリザルト画面もバトルが終わってフィールドが移動できるようになってからオーバーレイするのでテンポも良。
ボス戦はモンハン、もしくは死にゲーのようなバランスで難しいことは難しいのですが、理不尽な難しさではなく
ギガントと呼ばれる自由に戦えるタイプのボスも(最初のマンティスを除いて)初見でなんとか勝てる程度にはバランス良好。上手くやってやったぜ感を味合わせてくれ達成感もあります。
全滅した時もボス戦ならリトライは全滅した後その場でキャンプ画面に移行しキャンプを抜けた後すぐに再戦が始まります。ノーストレス。
アクセサリの見直しで戦いやすさがガラッと変わるのでキャンプ画面に移行してくれるのが嬉しいところですね。(別に戦闘中でも直すことは可能ですが)
ハードモードのボス戦のたびにアイテムやガルド(ゲーム内通貨)のリソースが枯渇寸前になるのでとてもスリリング。
このギリギリで生きてる感じがたまんない(ドM)
システムの柱のブーストストライク
画面のダメージ数の近くにある◇型のゲージに注目。
このゲージの水色のバーが一周するとブーストストライクが発動可能。
ゲージが溜まった瞬間デカめのエフェクトがでるので適当な方向キーを押すとブーストストライクが発動。
発動するとハイテンポでかっこよさげなカットシーンが流れて雑魚敵なら一撃必殺、ボスなら大ダメージ。ついでに周りの敵も巻き込んで大ダメージです。
そんなブーストストライクですが敵のHPが高いとゲージが溜まりにくく、HPが減ってくるとぐーんとゲージが貯まるようになります。
最初はトドメがちょっと早くなるだけで正直あんまり意味なくない?と思っていましたが
敵の挙動や技の性能、コンボを理解して、自分である程度ゲージの溜まりをコントロールできるようになってくると俄然楽しくなります。
テンポよく敵がドンドン溶ける上にトドメを刺せば次の敵まで瞬間移動できるのでアドレナリンが出ます。バトルの楽しさに一役買っています。
ボス戦でも触れましたが「俺が私が上手くやった」と思わせるのがとても上手くて、敵とどんどん戦いたくなるんですよね。
e-sportsという言葉が流行しだしてからは、ゲームは公平性とプレイングのうまさで勝敗が決まるようなものばかりがフィーチャーされがちに感じていましたが(もちろんそれはそれで楽しいものですが)
とにかく気持ちよく遊べる点をしっかりと作り込んであるので、ゲームって楽しいんだなぁと今作をやっててしみじみ思えました。
まさに俺が「こういうのでいいんだよ」と感じるRPG(テイルズ歴代キャッチコピー風)です。
その他良かった点
ストーリーやバトルはもとより細かいところも丁寧に作られていますが
個人的にとても良かった点
今作は「はなしかける」ことが可能なNPCにはフキダシマークがポップします。
そのマークが話しかける前と後でフキダシマークが変わるんですよね。
ストーリーの進行に合わせて会話内容に変化のあったNPCが一目瞭然なのでとってもユーザーフレンドリー。
これは全てのRPGで実装してほしいぐらい。
欲を言えば色味を緑と赤など対比してあるとより良かったような気もします。