本エントリーでは全重装を実際に運用するあたっての私の考え方を書いています。
全てのオペレーターを確保し使った上での評価を心掛けているのでそこまでズレたことはいっていない・・・はず!
基本的に★4までは潜在全開放 ★5以降は潜在未開放の状態での数値&評価と考えてもらってOKです。
特に★6の潜在解放は大多数のプレイヤーにとって現実的ではないと思いますので、実プレイに近い感想になっていると思います。
何から育成すればいいのか、どの重装を優先的に確保すればいいのか?迷えるドクターの参考になれば嬉しいです。
結局のところ誰を育成すればいいのよ?
★4クオーラ
★5ニアール
★6サリア
最も無難なのはこの3名。この3名がいれば大抵の場面で困ることはなくなります。
代替キャラとしては クオーラはビーグル。サリア・ニアールはグムが候補に上がります。
クオーラに関しては上位キャラにニェン・ホシグマが挙げられますが防御性能そのものには劇的な差がなく
クオーラの防御力+火力etcといった構成になっています。
全重装ざっくり評価
★2
ノイルホーン
重装の中では圧倒的低コストで場に出せる。
3ブロックがコスト14(12)なのはかなりお得。
しかしやはり★2であるため基本ステータスが低い。
最大強化でもHP1971 ATK240 DEF398
最終的にはブロック数の多い先鋒ぐらいの使用感に落ち着く。
★3
★3の重装は三人。攻撃面の能力は三者とも同程度だが得意とする場面は若干違う。
ビーグルが主戦場向け、カーディが僻地向け。スポットはやや使いづらい。
名前 | HP | ATK | DEF | DEF(S)※ | 術耐性 | 備考 |
カーディ | 2630 | 305 | 475 | - | 0 | 20秒ごとにHP1178回復可 |
3156 | ||||||
ビーグル | 2035 | 295 | 578 | 954 | 0 | |
636 | ||||||
スポット | 1833 | 350 | 496 | - | 10 | 40秒でスキル発動可 |
※DEF(S)はスキル発動時の数値
カーディ
★3としてはHPが相当高く、スキルも自身の回復が可能なもの。
最大強化時の回復量は1178にもなり、20秒ごとに使用できるため敵の攻撃が激しくない場所なら医療の助けを必要とせずスタンドアローンで耐え続けることも可能。
ビーグルと比較すると術師に対して受けやすい性能と言える、ただし術耐性は0なので、あくまでもビーグルと「比較して」優れているだけという点に注意。
ビーグル
ベーシックな防御型重装で、スキルもシンプルに防御力を強化する。
素の防御力は最大強化時で578だが、素質による補正で636になる。カーディとの差は161。
スキル発動中の防御力は954になる。物理攻撃相手なら中盤までの敵の攻撃は微風になる。
★3の中で使うとすればこの子。
スキルの50%防御力アップの補正は、素質の防御力10%アップと加算した上で素の防御力に乗算するので
実際の計算では578+(578*60%)となる。636+(636*50%)ではない点に注意。
スポット
回復型重装。ただし回復するのはスキルを発動させている20秒間に限られるので使い勝手はやや悪め。
どうしても重装に回復をさせたいのなら、ジュースを一本我慢して120円の初心者パックで★4のグムちゃんをお迎えしちゃいましょう。
ケモ度80%って感じの風貌でキャラ的には好きですが・・・
ちなみに術耐性が10あり、術師相手への耐久力は★3の中ではスポットが一番高い。
★4
★4の重装は4タイプ。どのタイプも使いやすく優秀ですが、なかでもクオーラとグムはオペレーターの引きによっては
高難度コンテンツでも活躍する可能性があり極めて優秀なオペレーターです。
名前 | HP | HP(S) | ATK | ATK(S) | DEF | DEF(S) | 術耐性 | 術耐性(S) |
ジュナー | 3007 | 671 | 1255 | 568 | - | 15 | - | |
718 | 608 | |||||||
クオーラ | 3105 | 365 | - | 792 | 1917 | 0 | - | |
887 | ||||||||
マッターホルン | 3870 | 6579(S1) 5805(S2) |
375 | - | 670 | 871 | 5 | 40 |
20 | ||||||||
グム | 2950 | 456 | 821 (※回復のみ) |
562 | 1012 | 10 |
ジュナー
★4重装の中では攻撃力特化タイプ。
攻撃力は671(素質込みで718)と同タイプ重装の中では群を抜いて高く、スキル発動中は1255まで上昇し攻撃の属性が術タイプになる。加えてスキル2の場合はブロック中の敵全員を攻撃できる。
反面防御力は素質込みで608程度に収まる。
重装ではあるがどちらかというとブロック3前衛の使用感に近い。
優秀なオペレーターですが、他に優秀な前衛がいる場合は、ジュナーを強化してまで使うかは考えどころではあります。
クオーラ
攻撃を捨てて防御力に特化したタイプ。
最大強化時の防御力は1914にも達し、純粋な防御力のステータスでは★6よりも高いまであります。
またブロック数+1、HP回復効果もあるので防衛力という点では追随を許しません。
高レアの重装がいない場合は育成しておくと後々役に立つオペレーターです。★4イチオシ。
マッターホルン
クオーラが物理の防御タイプだとすればマッターホルンは術の防御タイプ。
素の防御性能も決して低くはないので、クオーラがいない場合は育成しておくのもアリ。
最大強化時のスキル2発動中の術耐性は40にも達する。術耐性は数字がそっくりそのまま割合減算なので
たとえば1000の術ダメージをマッターホルンで受けると、600ダメージにまで減少する。
最大HPもスキル発動で強化できるので回復を確保した上での術に対しての耐久性はかなりのもの。
全重装を見渡してもHPと術耐性を直接ブーストできるのはマッターホルンだけで実はオンリーワンな性能ですが
術タイプで苛烈な攻撃をしてくる敵はそこまで多くないので、その性能を発揮してくれる場面は少なめ。
グム
回復型重装。回復型重装は総じて同レアリティの重装よりも耐久面のステータスが1段低くなります。
スキル1と2どちらも優秀なスキルですが、スキル1が使いやすいので7以上に強化したいならこちらから着手するのがオススメです。
高レアの回復型重装も同様のスキルを持っていますが、高レアのスキル1回復はHPが半分以下になるまで使わないのに対し
グムは少しでもダメージを負うと即座に使用します。この仕様は良くもあり悪くもありますが低レベル帯ではむしろありがたい性能。
手持ちにサリア・二アールといった回復型がいない場合は育成しておくのを推奨します。
おまけで時々2倍攻撃&スタン効果がついてくるので★4重装の中ではそこそこ攻撃性能があります。
★5
このレアリティの重装オペレーターは6名と豊富。未実装を含めると7名。
全体的な傾向として★4の重装と違いやや癖の強いタイプが多く、素の状態の防御性能は★4と比較して劇的には向上していない。
しかしスキル使用時に耐久性能が跳ね上がり★5の貫禄を見せつけてくれる。
名前 | HP | ATK | ATK(S) | DEF | DEF(S) | 術耐性 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
バイソン | 3456 | 375 | - | 781 | 1872(S2) | 0 | |
851 | |||||||
クロワッサン | 3670 | 380 | - | 770 | 1309(S2) | 0 | ガード20% |
クロワッサン潜在6 | 796 | 1353(S2) | ガード23% | ||||
リスカム | 3240 | 470 | 1410 | 755 | 1510(S1) | 10(素質効果) | 通常攻撃射程2 |
リスカム潜在6 | 782 | 1564(S1) | 13 | ||||
ニアール | 2780 | 502 |
904 |
625 | - | 10 | |
ニアール潜在6 | 650 | ||||||
ウン | 3023 | 442 | 796 (S2回復のみ) |
645 | 1200(S2) | 10 | |
684 | |||||||
ウン潜在6 | 670 | 1260(S2) | |||||
724 | |||||||
ヴァルカン | 4088 | 870 | 2175(S2) | 585 | 1287(S1) | 10 | 近接回避25% |
ヴァルカン潜在6 | 4330 | 近接回避30% |
バイソン
純然たる防御タイプ重装。★4クオーラと同系列。
イベント「喧騒の掟」のリワードオペレーターのため現在は入手不能。
バイソンの特徴はスキル発動時、敵の遠距離攻撃のターゲットを自身に向ける事、自分を含めた周囲4マスのキャラの防御力アップです。
バイソンが恒常キャラのクオーラよりも優れている点は、周囲のオペレーターの防御力を上げられる事で
本人の防御性能はややHPが高い事以外はほぼ同じ。
現在は入手不能なのも相まってクオーラの方を使われがちなオペレーターです。
クロワッサン
スキル1と2で使用感が変わるが、★5の中では割合シンプルな性能の重装。
最大の特徴は確率ガード。このゲームのガードはダメージ半減ではなくダメージ無効化。
スパロボで言えば分身であり、切り払い。踏み込みが足りん!
ちなみにガード効果は発動率が落ちるものの自分の周囲のオペレーターにも付与できる。
スキル1は防御力バフ+素質発動率が2倍になる。
ただし防御力の最大値は1358とクオーラと比較すると550程度落ちる。
46%で攻撃無効化はかなり破格ですが、運に左右されるのが難点といえば難点。
スキル2は突き飛ばし+ダメージ&スタン。ダメージ量は1824となかなかの威力。
被撃回復タイプなので抱える敵の量や攻撃間隔に左右される。
どちらかというと大物を相手にするよりも、程々の強さの敵をたくさん抱えて蹴散らすのに向いている重装です。
リスカム
★5の中でも癖のある重装。
攻撃の射程が2かつドローンにも攻撃が届くと言う点が他の重装にはないオンリーワンな部分。
クロワッサンと同じくスキル1とスキル2で使用感が大きく変わるが
どちらも共通で被撃でSPがたまるタイプ。
スキル1は敵の攻撃をわかりやすくカットしてくれるが、発動が自動のため完全に相手の攻撃に依存するので狙って使いづらい。
スキル2はATK1410の術ダメージを20秒間、最大敵4体にばらまき、さらに25%の確率でスタンまで付与できる優秀な攻撃スキル。
ただし効果終了後に自身が5秒間スタンしてしまうので、その隙に敵にブロックを突破されてしまう。
重装のロールとしては相当ピーキーな性能。
デメリットを差し引いても優秀な能力ですが敵の進行に合わせて、味方の配置やスキルの発動を調整することが前提となるオペレーターです。
さらにリスカムならではの特典として被ダメ時に周りのオペレーターにSPを付与できる点。
特にスキル1のサリアと並べて配置すると、お互いにSPを付与し合うシナジー効果を期待できるので数値以上の粘りを見せます。
この素質は”ア"のフレンドリーファイアスキルでも発動するので、急速充電も可能。
癖は強いですが使いこなしたときの面白さは★5重装の中でもピカイチ。
ニアール
グムに続く回復型重装。素のステータスはグムよりHPが170低く、攻撃は46、防御は63(88)高い。
ステータス面ではレアリティが1段上がる割に差がないが、素質と信頼度による補正により実際の回復量はスキル1で200程度の差が出る。
またスキル1でグムとの違いはもう一つあり対象のHPが半分以下になるまでスキルは発動しない。この特性はメリットでありデメリットでもありますが高難度ではメリットの方が大きい。
他の同クラス重装と比較すると耐久方面のステータスは1割程度見劣りしますが、攻撃力はやや高いです。
また自信の回復だけで戦線を維持できるので僻地の要としてのポテンシャルは高いです。
回復型重装はサリアと二アールが1、2トップかつ超高難度では二人欲しい場面もあるので育成推奨オペレーターです。
ウン
こちらも二アールと同じく回復型重装。
ただしスキルの発動タイプが被撃回復である点に注意が必要。被撃回復タイプであるが故に他の回復型重装と違いスキルの汎用性が大きく損なわれ使いづらくなってしまっている。
運用そのものの方針を変えないといけないので、一般的に回復型重装が欲しい場面で使うことはできませんが
防御面のステータスは回復型重装の中では良好で、防御力を大きくブーストできる基本スキル2でメインの壁役として運用していくのが良。
ヴァルカン
アークナイツの中でも屈指のレアキャラ。通称ツチノコ。
直接指名できる権が実装されたので、粘り強く求人を回せばいずれはお迎えできるものの、
レアリティは依然として高く潜在全解放が最も難しいオペレーターの一角。
他者からの回復を受け付けないという制約はあるが、前衛並に高いATKと自身の回復効果能力があるので
スタンドアローンで大暴れできるポテンシャルのある重装。
性能が特殊すぎるため重装というよりはもはや別の生き物。
重装としての汎用性はないに等しいですが非常に面白いオペレーターなので、お迎えできたら育成してみるのも一興。
また基地スキルも価値が高く、ヴァルカン・ケオべ・ヴァーミルの3人で経験値を量産させるとトップクラスの効率と耐久性を叩き出します。
★6
現在実装されているオペレーターは常設2名、限定1名。未実装に1名。
どのオペレーターも非常に強力&オーバースペック。
あえていうならサリアがイチオシだが他の重装も出番はある。
★6であるが故に潜在解放の難易度が高いのが難点ですが、素の状態でも他レアリティのオペレーターを圧倒する能力なので
長く遊ぶ上での伸び代と捉えておくのが吉。
名前 | HP | ATK | ATK(S) | DEF | DEF(S) | 術耐性 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
サリア | 3150 | 535 | - | 645 | - | 10 | |
562〜669 | 671〜774 | ||||||
サリア潜在6 | 535 | 645 | |||||
567〜696 | 677〜806 | ||||||
ホシグマ | 3850 | 490 | 1176(S3) | 783 | 1535(S3) | 0 | 25%ガード |
830 | |||||||
ホシグマ潜在6 | 813 | 1610(S3) | |||||
878 | |||||||
ニェン | 4099 | 619 | 1362(S3) | 796 | 1831(S2) | 0 | |
4755 | |||||||
ニェン潜在6 | 4099 | 643 | 1415(S3) | 826 | 1900(S2) | ||
4919 |
サリア
回復型重装の最高峰。回復型重装のお約束として耐久に関わるステータスは他の重装と比較すると抑えめで攻撃力は
ただし20秒ごとに能力がATK5(潜在4でさらに+1)%DEF4(潜在4でさらに+1)%上がっていき、100秒後に最大ATK25(30)%DEF20(25)%向上するので
危機契約のような場面でもない限り他の重装とのステータス差を実感することはないと思います。
回復型重装としては防御力は高めですが、自分自身のアクションでそれ以上向上させる手段がないので超高難度の盾役は厳しい場合もあります。
スキル2の薬剤配置は広範囲に749〜973の回復をばらまく強烈なスキル。
常設のマップはこのスキルだけで十分活躍できるポテンシャルがある。
またスキル1は危機契約のような場面で輝くHPS(時間あたりの回復量)に優れたスキル。
スキル3も非常に強力な効果ではありますが、1と2の汎用性が高すぎるためあえてこれをチョイスする場面は今のところほぼないです。
切り札的な可能性を感じるスキルではあるのでそういうのがあるとだけ覚えておきたい。
さらにダメ押しにサリアが回復した相手のSPを+1できる。リスカムとはお互いにシナジーを生み出せる。
アークナイツでも1、2を争う使いやすさを誇るオペレーターです。チャンスがあれば是非とも上級資格証で確保をオススメします。
ホシグマ
★6の中ではシンプル&ベーシックな重装。
スキル3により攻撃性能と防御性能を非常に高い打点でキープしているのが特徴。純然たる防御力では★4クオーラの方に軍配があがりますが
実際は素質によるガード効果も手伝ってホシグマでも遜色なく耐えられる上に、クオーラと違い攻撃もできる。
恒常マップではサリアが猛威を奮う為、いまいち影が薄いオペレーターですが、危機契約のような超高難度では硬さに加えて敵の処理能力も重要になってくるので俄然輝きます。
素質で自分だけでなく他の重装の防御力を底上げできるのが嬉しい点。回復型重装は防御力を上げる手段にとぼしいのでこの効果はありがたいです。
ニェン
アークナイツ初の限定重装オペレーター。潜在全開放の難易度が最も高いオペレーターの一角。
ステータス的は限定キャラに相応しく総じて高め。中でも素質込みでのHPの高さは一線を画すレベル。
スキルによって得意な場面がガラリと変わるのが特徴で能力は多彩ですが、
できることが多い分何をさせればいいか迷いやすい。
スキル1は自身の攻撃力と防御力をバランス良く増加。ただしそれをニェンにやらせる必要があるかはやや疑問符が浮かぶ。
スキル2はクオーラとニアリーイコールの防御力を確保しつつ術ダメージで反撃。さらに相手の特殊攻撃を無効化。
スキル3は自身の攻撃力を増加、周りのオペレーターのブロック数と防御力を増加、さらにレジスト効果を付与できる。
最もベーシックな使い方はスキル2でクオーラと置き換えて既存の重装の延長としての運用。
持ち前のHPの高さ、敵の特殊能力の無効化なども合わさってトータルの耐久性能は間違いなくトップクラス。
しかしスキル3のレジスト効果も6章以降では非常に有用なので、支援よりオペレーターとして積極的に使っていきたい。
またスタン半減は味方のスキル発動効果のデメリットとして付与されるおしおきスタンも半減してくれるので、ピンポイントで輝く可能性があります。
また味方重装のHPを16%底上げできるので、単体運用よりも他の重装のサポート役としてブロック数多めの前衛起用するのがニェンならではの立ち回りかと思います。